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人のちからを借りるときには「依頼」をすることが大切です。
「指示」ではなく「依頼」です。

人に仕事をしてもらう時は、「命令」「指示」スタイルと「依頼」「打診」スタイルがあります。
これらの言葉の最も大きな違いは、受け手側の主体性です。

「命令」「指示」は有無を言わせず従わせるもの。
受け手側に自分の意思を反映する余地はありません。
「~しなさい」「~をやりなさい」という言葉のイメージです。

「依頼」「打診」は「~をお願いできますか?」「~は可能ですか?」となり、
するかしないかは、受けての意志に任されます。

子どもが気持ちよく動いてくれた時、自分がどのように依頼したのかを思い出してみてください。
例えば、「ゴミを捨ててきなさい」と言うよりも、
「ゴミを捨ててきてくれるかな」と言う方がずっと気持よく動いてもらえますよね。

できるママである、あなたはその効果は最大限に理解しているはずです。
それはビジネスでも同じことが言えるのです。